コインランドリー運営のヒント

無人店舗運営ノウハウの宝庫!?行ってきましたチョコザップ、の巻

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今回で3回目となる「コンビニジムちょこざっぷ」の記事。
1回目は「都心の狭小コインランドリーが淘汰されてチョコザップになるのでは?」2回目が「チョコザップのような業態の店舗がもっと増えても良いのでは?」なんてお気楽な記事だったのですが、その記事を書いている時点ですでにチョコザップに一部店舗限定でランドリーサービスが登場して、会員専用ではありますが月会費にコミコミで利用できるコインランドリー、つまり事実上の「サブスクランドリーシステム」を初めていたのです。
あああ・・・恐ろしやチョコザップ。
まさかチョコザップがランドリーを始めるとは。
これはコインランドリー業界にとって、黒船どころの騒ぎではありません。
とんでもない事が起きてしまいました。
まったく自分の勉強不足を恥じるばかりです。
会員専用月額制サブスクのランドリーサービスと言えば、かつて「アラエル」があったのはご存知の方も多いと思います。
新宿に2店舗ありましたが、どちらも現在は普通のコインランドリーになっています。
しかしチョコザップはすでに都内だけでも7店舗がランドリーサービスをすでに始めたか、始める予定。(2024年2月24日現在)
主に板橋区に多いのですが、まずはコインランドリー刑事と最も縁のある、chocoZAP徳丸一丁目店(東京都板橋区徳丸1-5-10)に行ってみました。

ランドリーサービス実施店舗のchocoZAP徳丸一丁目店(東京都板橋区徳丸1-5-10)
ランドリーサービス実施店舗のchocoZAP徳丸一丁目店(東京都板橋区徳丸1-5-10)

こちらは元々コインランドリーだった店舗で、OPEN日は2024年1月30日(火)。
正面ファサードには洗濯機のアイコンと、「洗濯機 乾燥機」の文字。
半透明ガラスになっている壁にも、「洗濯機・乾燥機」の文字があります。
公式サイトにある画像から推測すると、シャープのコイン式全自動洗濯乾燥機「ES-HD63L」が設置されているようです。
この機種は洗濯6Kg、乾燥3Kgの縦型ドラム式洗濯乾燥機で、熱源は電気ヒーター。
よくホテルに置いてある、ダクト工事がいらない水冷除湿タイプで、最大の特徴はIoT対応が標準装備されており、離れた場所から管理したり、QRコード決済が可能なため、おそらくこのあたりの機能を生かして利用者に運転させるものと思われます。
まだ会員ではないため、歩道から正面の撮影をするだけで帰ろうとすると、自動ドアに反応してしまいドアが開きました。
中にはさらにドアがあり、会員は入り口横にあるQRコードリーダーにスマホの入館証をかざしてドアを開けます。
チラッと見えただけなので良く見えませんでしたが、ハネウェル社製の定置式QRコードリーダー Orbit HF680Eが見えました。
これ結構高級機種なんです。
こういうところにはちゃんとお金かけてるんですね。
さらにその横に、各種注意書きと緊急連絡先の電話番号が書いてあります。
これもチラッとしか見えなかったのですが、この注意書きを見て「チョコザップの会員になろう」と思いました。
なぜなら、チョコザップは「無人で店舗運営する業種のオーナーなら、必ず勉強になる様々なノウハウ」の宝庫だと思ったからです。
本来、身体を鍛えるジム的な業種なら、マシンを使う事によるお客さんのケガや病気の発生するリスクはかなり気になりますよね。
でも24時間、無人で(といっても遠隔で監視しているんでしょうけど)運営するは、かなり思い切った事だと思うんです。
どのあたりに慎重で、どのあたりは割り切っているのか。
そのへんのバランスを、チョコザップはどう取っているのか、非常に気になったワケです。
なので、これは同じ無人ビジネスのコインランドリー刑事を名乗っていいる私としては、潜入捜査するしかない、と思いました。
うーん明日はどっちだ?

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