コインランドリー刑事の独り言

不法投棄にお悩みの?コインランドリー経営者の方へ・・・の巻

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コインランドリーの店内にあるごみ箱には、本当にいろいろな物が捨てられますね。
私が以前担当していたコインランドリーでは、ものすごく大きいゴミ箱が設置されてまして、ある夏の暑い日、ものすごく生臭い、というか「ザ・死臭」がする物体が捨てられていたことがありました。
もちろん人が死んで腐ったときに出る匂いを嗅いだことなんてないんですが、なんとなく死臭っぽい匂いが。
そして大きさは・・・そう、ちょーど人間の胎児くらい!!!
それが白い布にくるまれて、さらに白いビニール袋に入ってまして、それって「ザ・死体遺棄罪」ですよね。
でも、あまりの恐ろしさから、逆に平常バイアスがかかった精神状態になり、「こ、これは魚、だよね・・・」と自分に言い聞かせて処分しました。
なんか変なのに憑りつかれていないか、めちゃくちゃ心配なのですが、今のところ生きているのでセーフ?
もしホントに死体の乳児だったら、知らなかったとはいえ、私もなんかの罪になんのかなあ。
なるんだろうなあ。絶対なると思う。
というかそんな紛らわしいもの捨てていくなよなあ。まったく。
と、ここまで書いて思ったのが、「そういうのを捨てていく犯人を見つけてギャフンと言わせたい」です。
ギャフンと言わせるためには、犯罪行為を認めさせて罪を償ってもらうわけですが、現行犯で捕まえるか捜査して探すかしなければなりません。
で、さらに思ったのが「張り込みとか尾行とかして犯人を捕まえる」という、刑事みたいなことをしなければいけない必要が生じる、ということ。
ちょっと調べてみましたら、それは「探偵業務」という行為になり、もし他人から頼まれて業務としてそーゆー行為を行うためには、警察に「探偵業しますよーっ」て届出しないといけないそうなんです。
さらに、無届で探偵業務を営むと「6月以下の懲役又は30万円以下の罰金」という、結構重い罪が待っているそうです。
ただ、探偵業の届出には欠格自由に該当しなければ、届出自体は誰でも可能です。
あくまでも「他人の依頼を受けて」というのが探偵業の定義なのですが、届出して損はないような気もします。
ですから、もし自分のコインランドリーで不法投棄にお悩みのオーナーは、自分で探偵業を始めて、犯人を捕まえてみるってのもアリなんじゃないかなあ~とか思ったりしたんですが、わたしアホですかね~?

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