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コインランドリー清掃のプロが教える、乾燥機の異音はだいたいコレ、の巻

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こんにちは、デカです。
今、皆様がご覧になっている当ウェブサイト、コインランドリー刑事の「cldeka.com」のドメインを取得してから今年で20年目でした。
だから何?って感じですね、すみません。
ところで、コインランドリーを放浪して20年なんですが、(といっても東京都内だけだけど)コインランドリーの清掃を個人事業主としてはじめてから今年で6年目だったりします。
6年もやってれば、プロっていってもいいですよね?
で、今までで一番怖かったのが、乾燥機から「キーコキーコ」と鳴る変な音。
黒板に爪を立てて「ギーッ」てやる音が、規則正しく「キーコキーコ」と鳴ってるんです。
あまりに恐ろしくて、すぐに尊敬する老舗コインランドリー屋さん、洗濯天国の田村さんに電話して訊いてみました。
すると、私のつたない説明でも、すぐに「ああ、それは釘がドラム穴に引っかかってるんですよ」との回答。
お客様が衣類を取り出してから、ドラムを見てみると、確かにドラム穴に釘が引っかかって、ドラムのすぐ外側にある鉄板に尖った先を擦りつけながら回ってました。
さすが田村さん。勉強になります。
その引っかかっていた釘は、いわゆる「木ネジ」でして、木ネジといっても材質は鉄なんですが、ネジ山が切ってあるタイプ。
回っているうちにネジ山がドラムのすぐ外にある鉄板との摩擦で回転していき、ドラム穴にぴったりとねじ込まれて、引っ張ってもなかなか取れません。
ドライバーで反時計回りに回して、ようやくはずれました。
ただ単にくぎが入ったままドラムが回っても、「カランカラン」と音がするだけで、規則正しく黒板に爪を立てて「ギーッ」てやる音が「キーコキーコ」とは鳴りませんから、慣れてくると田村さんのように一発で「ああ、これはクギだな」と分かります。
無理やり取ろうとすると、ドラム穴が曲がって修復するのにとても苦労するので、ドライバーが手元になかったらとりあえず利用中止にして後日ゆっくり取るべきですね。
しかし、意外と多いクギ入りの乾燥機。
かんべんしてほしいなあ。

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