今日の記事は、いつもコインランドリー刑事の捜査日誌を読んでくれている方だけにお届けする、とびきり内緒なお知らせです。
それは、「2段式乾燥機がたくさん並んでいるコインランドリーで、早くお得に乾かすことができるかもしれない裏技」です。
「かもしれない」なので、お願いだから誰にも言わんといて~。
さて、コインランドリーの乾燥機で衣類や機械を傷めずに乾かすには、ちょっとしたルールとコツがあります。
- ガソリン・灯油・ベンジン・シンナー・アルコール・食用油・動物系油・機械油・アロマ・エステ系オイルなどが付着した衣類は乾燥しないでね。
- 石油系ドライ機及び合成溶剤でドライクリーニングした衣類は乾燥しないでね。
- ポケットにライターやマッチ、硬貨などが入ってないか確認してね。
- コインランドリー乾燥機用と表示されていない柔軟剤など(特にビーズ状のもの)は絶対に入れちゃだめだよ。
- 必ず機械で遠心力脱水したものを入れてね。手で絞ったりした洗濯物は絶対に入れちゃダメだよ。
- こんがらがったままドラム内に入れないでね。
- 乾燥機の容量に合った量の洗濯物を入れてね。多すぎてもダメだけど、たとえば正回転だけの乾燥機でハンディタオル数枚だけとか、極端に少なすぎるとドラムにはりついたまま循環しないので、乾くのが遅くなるよん。
- 衣服の表示ラベルに「タンブラー乾燥はお避けください」と書かれていたり、タンブル乾燥禁止マークがついてる衣類は静止乾燥機の使用や自然乾燥させる必要があるので、コインランドリーのドラム回転式乾燥機では乾かせないよ。※タンブラー(タンブル)乾燥・・・回転するドラム内に温風を循環させる乾燥方式。
- 乾燥が終わったらすぐにとりだしてね。ポリプロピレン系や油汚れが残っている衣類は予熱で自然発火する恐れがあります。
- 出し入れがめんどくさい場所にある乾燥機を使う
さて、これらルールやコツを守った上で、コインランドリーで早く乾かす裏技かもしれないおすすめ利用方法、それは
です。
たとえば、2段式の乾燥機がたくさん並んでいたら、下の段のほうを利用するのがおすすめかもしれません。
これは、出し入れしやすい乾燥機のほうが長時間稼働するので、「リントフィルター」が汚れている可能性が高いかもしれないからです。
乾燥機の温風が循環する道の途中には「リントボックス」という、衣類から出た糸くずや綿ほこりをキャッチして屋外に排気されるのを防ぐ「リントフィルター」が入っている装置があります。
2段式の場合は、上と下にそれぞれ独立して付いてます。
で、このリントフィルターに衣類から出た糸くずや綿ほこりがたくさん付いてしまうと排気効率が悪くなって乾くのが遅くなるかもしれません。
何日間も掃除しないでおくと、安全装置が働いて止まってしまいますが、そこまで放っておくオーナーはまずいないと思いますからご安心を。
店舗入り口から遠い乾燥機も、どちらかといえばリントフィルターがきれいな場合が多いです。
あくまでもコインランドリー刑事個人の推論からのおすすめ「かもしれない」利用法だから誰にも言わないでね。
ではまた明日。