突然始まりました、コインランドリー刑事バレンタインスペシャル「アドベンチャー・オブ・ア・コインランドリー」
なんだかコールドプレイの曲名みたいですが、記念すべき第一回は「真っ暗で営業中か閉店か分からないコインランドリーに勇気を出して入ってみたの巻」です。
やってるのかな?
やってないのかな?
そんなコインランドリーに出会うことってありますよね。
今日はそんなコインランドリーに入ってみたらどうなったのか、その驚くべき結末をご紹介します。
さて、いつものように洗濯物を背負ってコインランドリーを探すためにさまよっています。
たどり着いたのは、JR中央線西八王子駅から歩いてすぐの甲州街道沿いにある「パールランドリー」(東京都八王子市)。
仲伸女子学生会館という建物の奥のほうにあり、道路から少し離れているので目立たない場所にあるといえます。
ごらんの通り、歩道からはコインランドリーの店舗は全く見えません。
しかし看板に「コインランドリー」の文字と赤い矢印が。
私をコインランドリーへと誘っています。
今変換して気がついたのですが、「さそって」も「いざなって」も「誘って」なのですね。
この場合は、「いざなって」の方です。
看板があるのはとてもうれしいです。
だって大好きなコインランドリーが
- 「おいで」
と手招きしてくれているような気がするのですから。
- 看板ありがとう!!
それでは看板の矢印の方向に顔を向けてみましょう。
かなり遠くになんだかマンガに出てきそうな懐かしい昭和レトロな形状の煙突と青いテント看板が見えます。
あそこがコインランドリーかな?
もっと近くに行ってみましょう。
テント看板と入口のサッシ窓に「パールランドリー」という店名が表示されています。
間違いなくコインランドリーです。
しかし中は窓がなくて蛍光灯も点いていないので、本当に真っ暗。
のぞいてみると乾燥機や洗濯機が並んでいますが、乾燥機が通電されている事を示す「営業中」のランプは点いていません。
これはもしかして閉店したのかな?
場所も普通に通行していると気が付かない奥ですし、機械が故障したタイミングで廃業したのでは?なんて考えが脳裏をめぐります。
意を決して入口を開けてみると、なんとカギはかかっていません。
なんだかだんだん、とっても悪い事をしている気がしてきました。
歩道からかなり離れているし、もし居住者しか利用できないインドアコインランドリーだとすれば住居不法侵入になる可能性もあります。
コインランドリー刑事が逮捕、とかなったら間違いなくニュースになってしまいます。
少なくともライブドアニュースあたりには載るでしょう。
そしてそのニュースをピストン西沢のGROOVE LINEで取り上げられたりして・・・
それはやばいゼーット!!
そういえば昨年10月に1時間放送時間短縮と同時に「Z」が取れましたが、先日ピストンさんが「4月からまたZが付く」と言ってました。
本当なのかな?
さて、建物の管理人室をさがすため反対側に回ると、仲伸女子学生会館のエントランスに管理人の方の姿が。
さっそくこのコインランドリーの事を尋ねてみました。
すると、次の事が分かりました。
- コインランドリーは営業中。
- 建物の居住者だけでなく、誰でも利用できます。
- 照明はいつもは消してあるので、入ってすぐの壁にあるスイッチで点けてください。
- 乾燥機の「営業中」のランプは球切れで消えているけど、通電しているのでちゃんと使えます。
ということでした。
管理人の方はいきなり訪問したどこの誰とも分からない私に、とても親切に答えてくれました。
ありがとうこざいました。
私は持ってきた洗濯物を洗って乾かすことが出来ました。
「どこがアドベンチャーなんだ!」というクレームは甘んじて受け付けましょう。
甘んじて東京。
ムード歌謡にありそう。
「甘んじてトーキョーォォォ」
何を書いてるんだろう。
ではまた明日。