コインランドリー刑事の捜査日誌

コインランドリーという聖地へ、洗濯機を求め、乾燥機を求めさまよう…

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捜査日誌

世界ではじめて電話回線となかよしになったコインランドリーの巻

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コインランドリーに携わる人は毎日「使う人にとって本当に便利なコインランドリーとは、どんなコインランドリーかな?」といつも自らに問いながら仕事をしています。
そんな親切で真面目なコインランドリー業界にとって、インターネット通信網という20世紀最大、いや人類最大のカルチャーショックと無縁であるはずがありません。
難しく言えば「IoT」、インターネット・オブ・フィングスというジェニファー・ジョーンズ主演の往年の名画の題名みたいな言葉が出てきますが、要は有線や無線の電話回線でいろんなデータをやりとりしましょうというわけですね。
さて、今日ご紹介するのはインターネット通信網を使うシステムが構築される以前の、電話回線を活用したコインランドリーの機能で最初に登場した株式会社TOSEI社の「ハローコール」と呼ばれるコインランドリーのテレフォンサービス機能です。
これは運転開始前、もしくは運転開始後の一定時間内にコインランドリーに付属しているキーパッドで自分の携帯電話の番号をインプットしておくと、自動的に運転終了の5分前にその電話番号に入電し、コンピューターの自動音声で運転終了5分前であることを教えてくれる、というもの。
そして、このTOSEIの「ハローコール」システムを世界で初めて導入した店舗が「コインランドリー24hOPENシティ・ランドリー大鳥居店」(東京都大田区)です。

世界で初めて電話による運転終了お知らせ機能「ハローコール」システムを導入した「コインランドリー24hOPENシティ・ランドリー大鳥居店」(東京都大田区)
世界で初めて電話による運転終了お知らせ機能「ハローコール」システムを導入した「コインランドリー24hOPENシティ・ランドリー大鳥居店」(東京都大田区)

「ハローコール」の商標登録を検索してみると、2002年12月20日に東静電気株式会社(2012年にテックアプライアンス株式会社と合併、後の株式会社TOSEIとなる)で出願され、株式会社TOSEIで登録されています。
なので、おそらくですが、こちらの店舗はそのあたりで開店したのではないでしょうか。
確かこちらの店舗はコインランドリー巡りの最初の一巡目、2003年頃にはすでにあったと記憶しています。
また、ハローコールシステムには店舗にあるコインランドリー機器の稼働状況をお知らせする機能もあります。
これはハローコールシステムの電話番号に利用者から電話をすると、空き情報、つまり今運転していない機器が何台あるかをコンピューターの人口音声で洗濯機と乾燥機別にそれぞれ教えてくれる機能です。
また、洗濯と乾燥が一台で出来る「洗濯乾燥機」もTOSEIがはじめて開発したもので、こちらの店舗でも2003年頃にはすでに導入しています。
ちなみに「コインランドリー24hOPENシティ・ランドリー大鳥居店」が現在もハローコールシステムを継続しているかどうかは未確認です。
ごめんなさい。
というわけで、世界初の「ハローコール」導入店のお話でした。
もう16年も前の事ですが、当時のTOSEIの技術者が「使う人にとって本当に便利なコインランドリーとは、どんなコインランドリーかな?」と考えてこのシステムを作ったのは間違いないでしょう。
さて、他にもハローコールシテスムを導入しているコインランドリーがないか、雪の残る東京をさまよってきます。
ではまた明日。

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